Dustbox

ストレンジャーシングス シーズン4 観終わった <ネタバレ含む>

movie

話題になったりならなかったりしている「ストレンジャーシングス」を観終わった。前回までも面白かったけど今回も面白かった。

以下ネタバレありの感想。


全員揃って問題解決って感じではなく、数人単位のグループになって個々の問題に対応しつつ、最終的には一つの問題に帰結する群像劇のような流れは最近流行ってるんだろうか。
続きが気になる引きをしながら新しい展開を提示されるので見ていて若干追いつかない感じがあったような気がするものの、本筋自体はそこまで複雑ではなかったので理解できないような状態にはならなかった。

エディ・マンソン

大体の人が好きだと思うから「個人的に」という接頭辞を置くのも憚られるが、ジャスティンとスティーブのコンビで動く機会がそこそこ多かったのはよかった。しかしながら、今シーズンで言えばダスティンの新しい相方になるエディ・マンソンが良すぎた。
このエディ、序盤は麻薬ディーラーでロクでなしっでナードの集まり「ヘルファイア・クラブ」のリーダーって設定の上に、最初のヴェクナ(今作の元凶)の被害者のそばにいた上にその遺体の凄惨さのせいで凶悪殺人犯、果ては悪魔と呼ばれて町中から追われるはめになった。ヘルファイア・クラブにダスティンがいる上に被害者の状態が明らかに異常だったことからダスティン含むレギュラー陣一行からは冤罪が認められるものの、一行に支援してもらう形になったせいで嫌でも「裏側の世界」の問題解決に付き合わされるハメになる。金持ちでスクールカーストもトップでダスティンに好かれているスティーブに対して嫉妬のような感情を持っていたものの、危機を乗り越えて連帯感が生まれてく。他のシーズンの時もそうだけど、裏側の世界に行ったり裏側の世界の住人に関わると度胸の付き方が半端じゃない。
最終的には裏側の世界にいたコウモリみたいなデモバットの群れの注意を引くために単独で立ち向かって死んでしまうものの、正直シーズン1つで使い捨ててしまうには惜しいキャラクターだった。 シーズン2のボブおじさんやシーズン3のビリーなんかもそのシーズンで初登場なのに死んでしまうキャラクターはいたものの、ダスティンと共にコメディリリーフのような立ち回りをしていただけに余計に衝撃的だったのかもしれない。
最後のダスティンととエディの父親との会話は、全くもってよくある展開で散々擦られたセリフだと思うけど、めちゃくちゃ良かった。

ホッパー生存

PVの時点で生存をバラしてしまったのは良かったのか悪かったのか。
シーズン3の最後でも死んではいないだろうなと思ったものの、あの死に方で死んでいなければもはや死ぬ方法があるのか疑問になる。実際作中でも、焼かれて弱ってはいるものののデモゴルゴンに対して剣を使って単独撃破に成功している。なんだこのおっさん。
開幕ではソ連に捕まって拷問されたり強制労働させられたり足枷外すために足の骨ぐちゃぐちゃにしてもらったりとひたすら痛い描写が多い。ダファー兄弟はこの人を痛い目に合わせたい歪んだ性癖でもあるのか? ホッパー周りで気になったのは間違いなくエンゾだ。なんせ顔が良い。確率計算が得意なイケメン恐らく妻子持ち。まあ実際のところは金で脱獄の手引きをする汚職看守なんだけど、「こいつ良い奴なんじゃないか?」と誤解させられるようないいポジションといい台詞といい顔貰ってた。エピローグにエンゾいなかったと思うけど彼は無事に子供に会えたんだろうか。

ヴェクナの正体

超常現象に対するその解答としての落とし所として「なるほどな」と思った。この手のSF作品をあまり見ないのでよくあるものなのかもしれないが、シーズン1からただの超常現象と思っていた現象に対して作中で理屈がついて(少なくとも私は)それなりに納得できる理由だったので感心した。もしかしたら矛盾した設定とかあるのかもしれないけど、そこまで回る頭がないから気にならない。
このヴェクナの正体である001、エルの過去に関わる中でも特殊な描写がS4序盤からあったから恐らく何かしら役割があるキャラクターなんだろうなと思っていたが、それ以上に「この人顔がいいな」と。案の定S4のラスボスだった訳だが。
身も蓋もない話をしてしまうと、ホラーっぽさも含んだこの作品において対話が成立して理屈が通用する相手が敵になってしまうと不気味さが半減してしまうのが勿体ないとは思った。正直本能しか存在していなさそうなデモゴルゴンやデモバットの方が気味が悪いかもしれない。


序盤や中盤で主要キャラクターがもしかしたら死ぬんじゃないかって展開が多くてそれなりに緊張感あるのがよかった。特にスティーブが湖に引き摺り込まれた時とナンシーがヴェクナに伝言頼まれるために捕まった時は「マジか」って声に出るくらい驚いた。あの辺のキャラクターはある意味安牌だと思っているので助かるのは難しくないか?と思うような展開が来るとやっぱり驚く。マックスもどうせ死なないだろうと思ってたし、実際エルの登場が間に合ったからそりゃそうだよなと思ってたものの、ヴェクナ戦後の喋らなくなってしまったマックスとエルの号泣、四回目の時計の音でここでレギュラーキャラ脱落させるのかと驚いた。結局は意識不明なものの生存なのできっとS5で復活するでしょう。ヴェクナに苦戦して(作中では負けと言ってたが)マックスの半離脱と心に傷を負ったエルの復活のトリガーになるんじゃないかと思うけど。
終盤はS5で完結させるための設定公開のラッシュって感じがして(初期からアナウンスあったとはいえ)続編ありきだなーと思ってしまったのは純粋に(自分に対して)もったいないと思う。

全体として面白かったものの、先述の通り最後に向けて畳む準備してるなって気がするシーズンだった。とはいえ、S5が最後になるってアナウンスを見てしまったがための先入観の線も否めないので時間と気が向いたらもう一周するかもしれない。
あと、やっぱ俳優は顔が良い。